REDSTONEというオンラインゲームの思い出
みなさん、REDSTONE(以下RS)というMMORPGを知っていますか?
私は今でもたまにプレイしており、思い入れの深いゲームになっています。
このゲーム基本プレイは無料で、2005年くらいにサービスを開始して今年で14年目になります。
5年持てば長い方と言えるこの業界において、10年越えのゲームは人間で言えば100歳くらいでしょうか。
相当なご長寿です。今後も末永く続いてほしいです。
私が始めたきっかけは、10年くらい前にネットマーブル(通称ネトマ)というサイトを利用していて、その中にRSがあったからです。
元々ゲームが大好きな子供で、ネトマも色んなゲームができるすげーということで利用していました。確か思春期真っ盛りの中学生だったと思います。
よく広告に使われていた職業、アーチャー・ランサーが私のタイプど真ん中でした。
衝動的にダウンロードし、キャラメイク画面に移ると広告の子以外にも色々と職業がありました。
イケメン剣士やロリっ子プリンセスなど、グラフィックの美麗さに驚かされました。その美しさたるや。
始めた動機はなんのその。サマナーという職業を選択しました。
この選択は後々後悔することになります。
キャラメイクが終わり、いざ冒険が始まると初めてのMMOに圧倒されました。
というか、自由すぎて何をすればいいのか全くわかりません。
今でこそチュートリアルが整備されプレイしやすくなりましたが、当時はそのようなものは無く、マップを右往左往していました。
ただ、人は物凄く多かったので、同じような境遇の初心者や色々教えてくれる経験者と仲良くなり、ゲームを楽しんでいました。
私にとってRPGと言えばFFやDQだったので、装備品にオプションが付属し、同じ名前の装備でも使い勝手が全然違うというネトゲ仕様が一番面白かったですね。
また、ステータスやスキルを自由に育成できる点もワクワクしました。
これらの要素は今でもゲームを選ぶときの一つの基準になっています。
数か月プレイしてゲームに馴染んだ頃、このゲームの悪い部分を目の当たりにします。
Lvが全然上がらないのです。
私がLv100になった頃、同じ日に始めた初心者仲間達は150、200と別次元の数字に達していました。課金アイテムの存在です。
実はこの頃経験値効率が非常に悪く、課金前提のプレイを要求されていたのです。
基本プレイ無料とは?
課金という概念もそれを買うお金も無い子供だったので、恐らく初体験の分からん殺しだったと思います。それでもしばらくは続けてました。
そして、ソロ狩りが主流となるLv帯で致命的なミスに気付きます。
私のサマナー、とても弱かったのです。完全に育成を間違えていました。
ドラクエだと一番HPの少ないキャラにいのちのきのみを与えていた私は、ステータスやスキルをバランスよく割り振っていました。振ったポイントは戻らないので、取り返しがつきません。ポケモンとかがそうですが、何かに特化しないといけなかったんですね……。
味方の支援無しではとても戦えない私は、今は無きエンヘイ広場で高Lvのバフを貰い、せっせと狩場へ通っていました。
しかし、そのバフの効果も約5分くらい、Lvが上がるほど狩場も遠いため、ほとんどその恩恵には与れませんでした。
課金すると経験値だけでなく移動速度も上がるので、ここでも無課金との差がありました……。
それでも、コツコツ狩場へと足を運んでいましたが、ある時衝撃の事実を知ります。
私が選んだ初キャラサマナー、実はこの職こそがRS最弱のキャラだったのです。
最弱キャラに適当育成、更には無課金。何かに特化して育てないとまともに狩りも出来ないゲームバランスだったので、誰かに寄生しないとLvUPできない状態になっていました……。
慌てて育成方法を調べたものの時すでに遅し、狩り効率はあまりよくなりませんでした。
もう私はここでキャラ育成を諦め、ほとんどチャットのためにINするようになっていました。
学校・部活と外では普通に生活していましたが、帰宅すれば夜遅くまでネトゲをしていました。
私の身長が低い原因は恐らく睡眠時間の短さでしょう。睡眠時間4時間とかでも平気な体質は、このとき培った経験からでしょうか。
時間を無駄にしたとは思いますが、充実はしていたので、あまり後悔はしていません。と言えば嘘になります。
このとき普通に過ごしてればもう少しまともな大人になっていたのでは?と思います(笑)
それにしても今思えば完全に中二病ですね。確か当時はリアルとネットで2つの顔を持つとイキっていました。
まごうことなき黒歴史です。今でもたまに思い出しては恥ずかしくなります(笑)
長くなりそうなので今回はこれまでにします。