REDSTONEというオンラインゲームの思い出 その2
前回に引き続きRSの思い出語りです。もうしばらくお付き合いください。
狩りでは寄生しかやることのない最弱サマナーの私は、一人で遊べないのでひたすらチャットをしていました。おかげでブラインドタッチは同年代の人より早く覚えました。
タイピングも速かったのでレスポンスがよく、キャラだけでなく中の人もネタキャラの地位を手に入れることが出来ました。
しかし、その地位も長くは続きませんでした。
普通この手のゲームって、ある程度慣れると2キャラ目を育成しますよね?
RSでは一つの職業でも物理・知識と2タイプに育成できます。
当時の環境でも実用的な育成方法が20種類くらいあったと思います。
しかし完全に中二病だった私は、初キャラがネタキャラって逆にカッコいいんじゃないか?と思っていたので、ネタに拘りました。
暗黒面ではなくお笑い方面に堕ちてしまったのが悲しい。
当時の私に言ってやりたいですが、初キャラがネタキャラなのは当たり前。
それをやり直すために2キャラ目に手を出すものです……。
周りは既に2キャラ、3キャラ目を作り始めていました。
仲良くしていた友達も別キャラでログインするため、友達も失っていきました。
よく考えたらレベリングもしないし、お金も無い奴と絡むメリットがないです。
当たり前です。
もうこの時期になると、あまり楽しくはありませんでした。
相変わらずゲームバランスは悪かったものの、Gvという対人コンテンツも実装して盛り上がってるはずのRS。
当然戦力にはなりません。子供だったこともあり、話に付いていけなくなることも多くなりました。
もうチャットだけで乗り切るのは無理でした。
丁度リアルでは部活でレギュラーになったり、受験を考えていた時期だったので、IN率はどんどん減っていきました。
そして、RS史に残る大事件が起きます。
垢ハック事件です。
当時プレイしていた方ならわかると思いますが、アカウント情報が外部に漏れる事件が多発したのです。
その結果不正アクセスが相次ぎ、苦労して集めたアイテムやお金が失われました。
課金者は特に悲惨だったでしょう。そして、それは1件や2件ではありませんでした。逮捕者も出ています。
多くの方が被害に遭われたと思います。そして私も被害に遭いました。
ただ、正直私はほぼ無傷でした。元から失う財産がなかったからです。
一番痛かったのは仲良くしてもらっていた方々が次々と引退していったことでした。元々低いIN率も自然とゼロになりました。後々調べると2008年~2010年はRS暗黒期だったみたいですね。
そして2015年頃までずっと、私は引退したままでした。
ネットサーフィン中ふと昔を思い出しRSをインストールすると、懐かしい感覚を思い出しました。
そして起動すると懐かしい BGMが……。とはなりませんでした。
起動BGMがロック調になっていたりと、大分仕様が変わっていて驚きました。
特に嬉しかったのはIFなどの、無課金者・復帰者に優しいコンテンツの充実です。
相変わらず課金はしてませんが、ガチキャラを育成することに成功しました。
ただ一つ残念なのは以前より人と絡まなくなったことです。
友達が少ないという点では、プレイスタイルは変わってないのですが(笑)
一度は完全に引退したRSですが、途中プチ引退を挟みつつ2019年まで辞めることなく続けております。
特に夏には金鯖を毎年楽しみにしています。何なら夏が一番モチベ高いです(笑)
最近では初心者コンテンツが充実してLv300くらいまでは課金しなくてもすぐ上がります。
バランス調整が入ったので弱体化したキャラクターも居ますが、以前よりとても楽しくプレイできています。
攻略情報は他サイト見た方が早いですが、今後はRSの話も書いていけたらなと思っています。
色々苦い思い出もありますがRSは最高のゲームだと思います。
もっとプレイ人口増えてくれ!